理事長所信・事業計画

2017年度 LOMスローガン
Compassion〜共感〜から始まる、次世代への継承と改革。

第40代理事長當間 恵子

2017年度 事業計画
1. 50名体制に向けた拡大事業
2. 会員の成長、未来のリーダー育成
3. IT・情報リテラシーの確立
4. コンプライアンス・ガバナンス強化
5. データ収集・集約
6. 世界との友情、グローバルネットワーカー育成事業
7. 市民参画型イベント事業
8. 40周年記念事業

2016年7月、水戸の地において、JCI国際アカデミー29 期生のテーマであった、「Compassion~共感~」について、世界75カ国のリーダーたちと共に、「共感」できる組織とは?「共感」できるリーダーとは、何なのだろうか?そのようなことを沢山考える時間を頂きました。目まぐるしい時代の流れの中で、人を引っ張るだけでなく、強い志を掲げるだけではなく、「共感」できるものを、時代が求めています。

日本で 638 番目に誕生した宜野湾青年会議所も40周年を迎えようとしています。今こそ、地域に根ざし、地域から共感できる組織体制に向けて志を新たに次世代への改革が求められる時が訪れたのだと思います。

女性会員の増強と会員拡大
(拡大系)

1951 年に設立されたこの組織は、国内 697 の地域に各地青年会議所が設置され、卒業生も17万人を超える、国内でも有数の規模を誇る、伝統ある組織です。そんな「JC」について、世間一般の人に聞くと、どのようなイメージを持たれているのでしょうか。

ひとつに、男性組織社会のイメージが強くあります。実際、3万人を超える現役会員のうち、女性会員の割合は、約7%。近年青年会議所においては、女性の会員拡大が叫ばれ、その必要性に迫れています。女性が積極的に入りたい組織であるならば、必然的に男性会員にとっても魅力ある組織となります。慣習的な体質からの脱却と、女性会員が増えることにより、女性の視点から新たな地域の需要を発見し、組織運営や地域に果たせる役割を増やすために、会員の拡大に向けて、運営方法などを根本から見直し、男女共に参画しやすい組織システムにします。

前向きな変化をする若者を育成する。
(リーダー育成・自己トレーニング・組織体制の改善改革:正副)

青年会議所の最大の目的のひとつに、「個人のトレーニング」である成長の機会を提供することを掲げています。地域の社会やビジネスなど、広くは日本、そして世界の様々な分野にインパクトを与え、前向きな変化を促せる共感できるリーダーを育成するために、各種団体との懇親、会員向けのリーダーシップ育成の勉強会を開催します。

社会生活において不可欠となった、IT リテラシー・情報リテラシーを確立し、会員一人一人の負担軽減につなげるために、情報の統制や、IT を有効活用した円滑な組織運営を提案しながら、時代の流れに柔軟に対応できる組織にします。情報活用によって得られる自己成長の機会を提供すると共に、ITに触れる機会の少ない会員の不安を解消するために、個別トレーニングを含めた勉強会を開催します。

コンプライアンス・ガバナンスの強化。
(総務系)

青年会議所で、最も成長の機会が得られるのは、コンプライアンスとガバナンスを会員一人一人が徹底することにこそあります。JCにおいて個人の果たすべき役割を考えながら、適切な会の運営や組織体制を構築するために、組織の一員として、どのように行動すべきかを常に考え、一人一人が時間、ルールを厳守できる会を運営します。これまでの会議所での歴史や取組みを学び、継承していくために、ITを駆使しながら、データの集約、資料整理を行います。

グローバルネットワーカーを育成する。
(グローバル・青少年育成系事業)

1989 年以降、ベルリンの壁の崩壊と共に、東西の冷戦が終結した世界情勢は、「資本主義・自由経済」対、「社会主義・計画経済」といった二極化から、「世界はひとつ」という発想を元に、「グローバル」という概念が生まれました。今日では、単一化というより、人種や、文化の違い、価値観の多様性など異文化を受け入れることが、グローバル社会に必要とされます。JCIの目指す世界平和への架橋となる、世界から共感される未来のグローバルネットワーカーを育成するために、会員に世界との友情の機会を提供し、さらに地域の子供たちに外国人との異文化交流の機会を提供します。

地域を巻き込んだ、イベント事業
(地域系事業)

活力にあふれ個性豊かな地域社会を実現し、ひとづくり、まちづくり等地域社会の活性化のために、市民参画型の事業を行うことにより、より多くの人との交流を深めながら、宜野湾 JC の存在を広くPRできるようなイベント事業を実施します。

40周年に向けて
(40周年記念事業)

1978年、未来に向けた志高き当時の青年たちの手によって宜野湾市、中城村、北中城村の1市2村から宜野湾青年会議所は誕生しました。その時代に求められる組織の在り方を模索しながら、先輩方の手から手へと、毎年新たな事業に取り組んできました。各地に行くと、「宜野湾JCらしい」という言葉を耳にします。「宜野湾JCらしさ」とは何かを考えた時、先輩方から教わったことは、継続事業は行わないこと。LOMに留まることなく、外に羽ばたくこと。一人一人の個性が強くあること、自由でいながらいざという時に団結できること。などが挙げられます。多くの青年会議所が、継続事業も多い中、宜野湾JCがそれを選んでこなかった理由の一つに、会員一人一人に成長の機会を提供する、という目的がありました。毎年委員長が、新規事業に悪戦苦闘する。その苦労の中にメンバーとの絆や、個人の成長の機会が沢山詰まっていることに、事業終了後、毎回みんなが気付きます。ゼロから議案書を考案するのは、苦しい。締め切りに追われ、各自の仕事に追われ、個々の生活スタイルや日々のJC活動に追われながらも、必死で作成する中に、得られるものがあります。

また、宜野湾JCメンバーの多くが、ブロックや地区、日本の委員会にも数多く出向し、JCI国際アカデミーも私を含めて、沖縄ブロック最多の4名が卒業しJCIグローバルネットワーカーとなりました。日本の大会会議だけではなく、アスパックや世界会議への参加など、多くの会員がどんどん外に飛び出していく。その行動力に、小さな沖縄という島からも、無限の可能性を感じることもできます。そんなグローバルな視野を広げる機会が、宜野湾JCには沢山あります。これらの先輩から受け継いで来た「宜野湾JCらしさ」の伝統は、これからも変わることなく、その上で時代に適した、地域社会からさらに共感される組織へと改善、改革を重ねながら、この40年目の節目に、未来へ継承していくことをお誓い申し上げ、これまでの先輩方の歩みに敬意を表しながら、記念事業を開催します。

むすびに。会員に向けてのメッセージ

人が何かのアクションを起こす時に、そこには潜在的な欲求が存在する。求めるものがなければ人は行動には起こさない。それが前提であるならば、青年会議所に入会するという行動の先には、必ず自身の求めているものがあるはずです。それが何なのか?自身の心の声を聞いてみてください。そして、その欲求は、個人の成長の過程において、必ず大なり、小なり、変化するものだと、私は思います。

入会してから卒業するまで、JCに求めたものが変わらず、同じだというのなら、入会した時にすでに人としての成熟がそこにあったのか、または、成長の機会が著しく弱かったのかもしれません。変化を感じないというのは、実はすごく残念なことで、感じられない先には必ず自分自身に成長を妨げる要因が存在しています。

いずれにしても、本気で成長を願うのなら、ぜひ、苦しいと思えるくらいに一緒にJC活動に本気で取り組みましょう。貪欲に、社会貢献とは何なのか、人から「共感」されるとはどのようなことなのか社会にインパクトを与えられる組織とはどのようなものなのかを共に考え、真剣に向き合って頂きたい。社会貢献は、他の動物にはない、人間に与えられた特権のひとつです。仕事が忙しいから、そんなことに時間を割く暇がない。そんな自分自身への言い訳からの脱却が、最終的には自身に良い変化をもたらすと私は信じています。

忙しさの中に埋もれるのではなく、時間を自分自身でマネジメントする。意外と可能なはずです。忙しい、できない、と思う先に、改善と変革は存在しません。今一度、出来ないと思う言葉の前に、本当にそうなのか、と立ち止まってみてください。不可能なことに目を向けるのではなく、どうやって可能にするのか、そこに本気で目を向ける重要性があります。卒業制度がある以上、今いるメンバーみんなが一緒に過ごす時間はこの瞬間だけです。与えられたリミットの中から、自分自身がこの組織や仲間からどのようなものを得て、何を社会に還元するのかを意識しながら、2017年度を最高の年にしていきましょう!

We believe
That faith in God gives meaning and purpose to human life;
That the brotherhood of man transcends the sovereignty of nations;
That economic justice can best be won by free men through free enterprise;
That government should be of laws rather than of men ;
That earth's great treasure lies in human personality;
And that service to humanity is the best work of life.

宜野湾JC 活動エリア:宜野湾市・中城村・北中城村